menu
MENU

相談室

歯科矯正で悩んでいる方、お困りの方へ

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、矯正治療についての相談や、他医院で治療している方の相談など、困っておられる方の相談にお答えいたします。
また、このホームページ内でご紹介している治療方法や、治療費用等々、ご相談にもお答えいたします。

  • 子供の受け口の治療は早いほうがよい?

    2007/07/10 23:46 投稿者:長野県 [xxx.121.97.96]

     5歳になる子供がいます。
     先日園の内科検診で「受け口なので、このままだと言葉の発音に問題が発生するので言語療法を受けたほうがよい」と言われました。
    しかし、言語療法よりも、受け口を直すべきではと思い治療を始めたほうがよいのかと考えています。そこで2点質問があります。

     ①乳歯の状態でもはじめられる治療があるのか?
     ②永久歯がでるまで待って治療を始めた場合、発音に関しての障害
      がでるような例があるのか?

     主人も子供のころ受け口で治療を受けているので、永久歯になっても
    受け口の状態は変わらないと踏んでいます。

    以上、お忙しいところ申し訳ありませんが、回答お願いします。
    現時点で言語療法を行わなければならないほど、発音障害、構音障害などが認められますか?
    もし認められるのであれば、受け口による事よりも舌小帯過短症(ベロの裏のスジが短い)などをチェックしてください。
    ベロを前に突き出した時に、裏のスジで引っぱられてベロの真ん中が白く貧血を起こし、ベロが前に出せない状態でしたら、舌小帯を切ることが必要ですが、そうでなければ暫く様子を見ても大丈夫です。

    治療開始時期は、遺伝的要因や受け口の程度にもよりますが、一般的には上の前歯が4本生えてからで大丈夫です。
    「早くしないと取り返しのつかないことになる」、「早く開始すれば早く終わる」と言われると、親の心理として、「じゃ、お願いします」と言ってしまいがちですが、即断せずに他の矯正歯科専門医を受診してみて下さい。
    乳歯列期の反対咬合の約半分は上の前歯が永久歯に萌えかわる時に自然に治ってしまいます。乳歯列を矯正しても無意味で、時間と費用の無駄になることが多いです。知識と経験の豊富な先生は、そのような事は言わないと思います。

    - ひろ矯正歯科 院長 -

to top