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相談室

歯科矯正で悩んでいる方、お困りの方へ

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、矯正治療についての相談や、他医院で治療している方の相談など、困っておられる方の相談にお答えいたします。
また、このホームページ内でご紹介している治療方法や、治療費用等々、ご相談にもお答えいたします。

  • 歯科矯正におけるストリッピングについて

    2011/07/26 23:20 投稿者:mina [xxx.9.6.107]

    以前治療では大変お世話になりました!
    有難うございます!

    私事ではないのですが、知人から歯科矯正の件で相談があり、質問させていただきます。

    今回知人が歯科矯正を始め、まだ装置は付いていない段階ですが、抜歯をせずに歯を何本か(部位や本数などは分かりません)削るという、いわゆるストリッピングという方法をすすめられたそうです。
    このような治療は頻繁におこなわれているのでしょうか?

    インターネットで検索するとメリット、デメリット両方の面があるとの指摘があり、知人にも私が満足したような治療を受けてもらいたいので、先生の意見を聞けるとありがたいです。

    ちなみに、先生の治療を薦めたのですが、塩尻までの通院が困難ということでした...


    こんにちは、お元気ですか?

    ストリッピング(=スレンダライジング)は、アメリカでは普通に行われている処置で、上下の歯の大きさに不調和がある場合(anterior ratioに問題がある、といいます)、例えば上の前歯の横の歯が円錐歯で幅が狭い場合は、下の前歯の幅を詰めるためにスレンダライジングすることがありますし、下の前歯が咬耗等で幅が極端に狭くなっている場合は、上の前歯をスレンダライジングしたりする事があります。

    アメリカでは、凸凹を改善する隙間が必要だが、抜歯をしたくない(或いは、抜歯治療をする技術がない)場合に、前歯から奥歯まで殆ど全ての歯をスレンダライジングすることがあります。

    私自身は、しないとどうしても仕上げが甘くなってしまう場合は、患者さんの同意を得た上でスレンダライジングをしますが、それ以外の場合は極力しないようにしています。

    お友達の主治医が信頼できる矯正専門医で、適切にスレンダライジングが行われれば問題ないと思いますが、うちの患者さんで、過去に一般歯科で過度に削られて、象牙質まで出てしまっている人が何人かいますので、歯医者選びは慎重にしてください。

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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