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相談室

歯科矯正で悩んでいる方、お困りの方へ

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、矯正治療についての相談や、他医院で治療している方の相談など、困っておられる方の相談にお答えいたします。
また、このホームページ内でご紹介している治療方法や、治療費用等々、ご相談にもお答えいたします。

  • 先日はありがとうございました

    2007/02/13 22:32 投稿者:長野県 [xxx.222.6.26]

    6歳の子供の反対咬合で相談させていただいた者です。
    お忙しい中、くわしい内容のお返事を頂きまして感謝しております。
    ありがとうございました。

    実は、連休中にたまたま本屋で、近所で歯科医院をやっている先生
    (最初に相談したかかりつけの先生ではありません)が出した歯並びの本を手にし、その先生は機能的矯正装置という「ビムラ-」「ム-」
    という名の顎と歯を同時に?治していく治療を、なるべく早い時期
    からやる事を薦めていて(4歳~7歳)、その後に先生の返信を
    読ませて頂き、正直、ますます迷ってしまっているところです。

    何も知らない頃は「永久歯に生え変わってから、必要だったらやれば
    いいか・・」くらいに思っていたのが、「顎を矯正をするなら早い
    時期から・・」とのお話を聞き、それからあわててしまっている
    次第です。

    ぶしつけですみませんが、やはり矯正専門にやっている先生の方が
    いいでしょうか?
    歯科医院で、矯正もやっている・・という所は、矯正専門医では
    ない?!・・という事でしょうか?
    まず、「ムー」は、入れれば受け口が治るといった記事が新聞報道されましたが、効果の出る患者さんが限られており、全ての人に使えるわけではありません。 ビムラーやアクチベーター(=アクチバトール=FKO)は機能的顎矯正装置で、これらも適応症が限られています。

    きちんと検査をして、しっかりした診断と十分な知識のもとで、これらを用いるのと、何も詳しい知識を持たずにこれらを使ってみようか、というのは比較になりません。 矯正専門医の行う矯正治療と一般歯科医の行う矯正治療は比較になりません。 これは、私たち矯正専門医のメンツのために書いているのではありません。 矯正歯科は特殊分野です。 私たち専門医は、矯正歯科しか出来ないから専門医をやっているのではなく、より高度な矯正治療を行うために専門化されているのです。 一般歯科で専門医と同じ治療が受けれるなら、専門医の存在自体が不要です。 日本矯正歯科学会が専門医制度を立ち上げたのは、決して専門医の名誉のため、地位を築くためではありません。

    単行本出版は、今や誰でも出せます。 金を積めばゴーストライターが書いてくれます。 おそらく○苑社出版ではないでしょうか。 商業目的ですから、間違った事を書いても、とがめるシステムがありませんので、全て正しいことが書かれているわけではありません。

    一度、一般歯科、矯正歯科専門医それぞれ受診して、比較されれば良く分かると思います。

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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